シナリオが書きたくなるやわらかお兄さんの褒め褒めシチュエーション

【全シナリオライターに捧げる、シナリオが５００倍書きたくなるやわらかお兄さんの褒め褒めシチュエーションボイス】 　

先生、いつもいつも遅くまで執筆お疲れ様です。ん？僕ですか？ 

しがない貴方の一ファンですよ。え？誰にでもそんな事言ってるんだろうって？

 そりゃまあ、社交辞令で他のライターさんに

「作品すごい好きですー！」とか「尊敬しますー！」とは言いますよ。

 でも、僕が一番愛して、一番好きで、楽しい時も、つらい時も傍に置いて、

人生を共にしたいと思ったのは 　貴方の作品以外にありませんから。

ウソだと思うなら、僕の部屋きてみますか？

貴方の台本ぜーんぶ印刷して、きちんと製本して 　毎日読み返してるんですから。

どこが好きなのかって？ふふ、全部、ですけどそういっても納得いきませんよね？

 まず、主人公の心理描写でしょ。

短い言葉から、あんなに主人公の心情を引き出せるなんて、天才としか言いようがありません。

 あとは、脇役の使い方。腐りもせず、前に出てきすぎもせず。

きちんと主役を引き立たせるキャラクター性と 　世界観を作るためのセリフ回り。

主役のことだけ強い人はね、ライターさんの中にはいっぱいいます。

 でも、貴方は脇役すらも大事に大事に書いてくださってますものね。

 世界観の設定もね、大好きですよ。

ありきたりな世界観の時も、その中に素敵な光るものがある。 　

奇抜な世界観でも、その中に安定した道筋がある。

ヒロインも、魅力ある人物ばかりです。 　

いいね数？上演回数？そんなもの！そんなもの関係ないですよ。

多くても少なくても、貴方の作品の良し悪しを図るには 　

いささか小さい物差しだし、あまりにもガタの大きい秤だ。 　

そんないいね数とか上演回数の多さとかじゃないんです、貴方の魅力は。

だって、だってこんなにも 　私という一人の人間が、人生を共に歩みたいと思えるほど、

素敵な言葉が散りばめられてるんですよ。 　

大丈夫ですよ、先生。

みんなが認めてくれなくても、私は先生の作品を愛してます。 　

それに、絶対、みんなにも愛される作品になる。

僕にはわかる。だから、大丈夫。 　

どうか、その筆をとめないで？

最高に面白くて、最高に素敵な作品を、貴方の作品を、僕は、読みたいな。 　

本当に、いつもお疲れ様。大丈夫、貴方ならできる。